楽天Koboで購入した電子書籍を、Kindle端末やアプリで読めるのか、また両サービスの違いや選び方について気になっている事でしょう。
この記事では、以下の内容等について紹介しています。
・楽天KoboとKindleのサービス内容や機能の違い
・楽天KoboとKindleを併用することによるメリットとデメリット
楽天Koboで購入した書籍を、Kindleで読むことの可否や、各サービスの上手な活用法を知りたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
楽天koboをkindleで読むことできる?
まず、楽天Koboで購入した書籍を、Kindle端末やKindleアプリで読むことはできません。
これは、楽天KoboとKindleの両サービスが、以下のように異なる電子書籍フォーマットを採用している為です。
楽天Kobo | 主にEPUB形式 |
Kindle | AZWやMOBI等の独自形式 |
この違いにより、Koboで購入した書籍をKindleで直接開くことは不可能です。
また、楽天KoboとKindleの間には書籍データの互換性が一切ありません。
例えば、Koboで買った本をKindleアプリに取り込むことも出来ませんし、その逆も不可能です。
どちらのサービスにも魅力がありますが、両者を併用する場合は、それぞれのプラットフォームで購入した書籍を別々に管理しなければならず、読書スタイルに応じて使い分ける必要があります。
楽天KoboとKindleでどっちがおすすめ?
Kindleと楽天Koboで、どっちがオススメなのかは、以下のようなポイントで選びましょう。
楽天Kobo | 漫画や日本の小説を中心に読みたい方向け |
Kindle | 特に洋書や専門書を読む方向け |
他にも、楽天KoboとKindleでどっちがおすすめなのか、それぞれを比較して見ました。
楽天Kobo
楽天市場等、楽天の他サービスと連携してポイントを貯めたり使ったりできる点は、楽天Koboを利用する上で大きな魅力です。
また、Koboにはカラーディスプレイ搭載モデルもあり、視覚的な表現が重要なコンテンツにも適しています。
さらに、頻繁にクーポンや割引セールが行われ、新刊や人気書籍をお得に購入できる点も見逃せません。
Kindle
定額読み放題サービスであるKindle Unlimitedや、Amazonプライム会員向けのPrime Readingを利用すれば、月額料金で多くの本を楽しめます。
さらに、セールやキャンペーンが頻繁に開催され、読書好きにとってコストパフォーマンスの高い選択肢です。
その他にも、E-inkディスプレイは長時間の読書でも目が疲れにくく、読書に集中したい方に最適です。
そして、楽天KoboをPCで読む方法については、こちらの記事でまとめています。
楽天koboからkindleへ移行するには?
楽天KoboからKindleへの移行を検討している場合、以下の手順で進めていきましょう。
新しいアカウントの作成
まずは、Kindleのアカウントを作成する必要があります。
これにより、Kindleストアでの購入や、アプリ・端末での利用が可能になります。
書籍の購入
楽天Koboで所有していた書籍はKindleでそのまま利用できないため、読みたい書籍を再度Kindleで購入する必要があります。
書籍の管理
事前に再購入が必要な書籍のリストを作成しておくと、スムーズに移行できます。
DRM解除の検討
楽天Koboで購入した書籍をどうしてもKindleで読みたい場合、DRM解除という方法も存在します。
しかし、これは著作権法に抵触する可能性があり、注意して下さい。
書籍のフォーマット変換
Kindleの書籍は通常AZW形式で、楽天KoboはEPUB形式を使用します。
仮にDRMを解除できた場合は、KoboのEPUB形式の書籍をKindleのAZW形式などに変換し、端末へ転送する事が可能です。
サポートの利用
乗り換え作業に不安がある場合は、楽天KoboやAmazon Kindleそれぞれのカスタマーサポートを活用して、正確な情報を確認することが大切です。
楽天koboとkindleを併用するメリットは?
まずは、楽天KoboとKindleの併用について、メリットを紹介します。
多様な書籍の選択肢
まず、両サービスは取り扱う書籍の得意ジャンルが異なっている為、併用する事でジャンルやタイトルの幅が広がります。
例えば、ビジネス書や専門書はKindleが得意としており、コミックや日本の小説は楽天Koboに強みがあるのです。
ポイント還元の活用
それぞれでポイント還元制度も異なり、楽天Koboでは楽天ポイント、KindleではAmazonポイントが貯まります。
そのため、両方のサービスを利用することで、ポイント還元を最大限に活用出来るのです。
また、セールやキャンペーンも両方で実施されており、必要な書籍をお得に入手できる機会が増えます。
楽天koboとkindleを併用するデメリットは?
次に、楽天KoboとKindleの併用について、デメリットを紹介します。
互換性の欠如
楽天Koboで購入した書籍をKindleで読むことはできず、逆も不可能です。
管理の煩雑さ
フォーマットの互換性がないため、両方のプラットフォームで書籍を管理するのは煩雑になる可能性があります。
そのため、ジャンルごとに使い分ける、またはポイントやセール情報を活用して効率的に運用する工夫が求められるでしょう。
ちなみに、楽天Koboをブラウザで読む事については、こちらの記事でまとめています。
まとめ
それぞれに強みを持つ、人気の電子書籍サービスである楽天KoboとKindleは、以下のようなポイントが魅力的です。
楽天Kobo | 楽天ポイントの還元 |
Kindle | 豊富な書籍ラインナップと専用端末の使いやすさ |
ですが、楽天Koboで購入した書籍をKindle端末やアプリで読むことはできません。
つまり、両サービスを併用する場合は、購入した書籍を別々のアプリや端末で管理する必要があります。
しかし、併用することで選べる書籍の幅が広がり、キャンペーンやポイント制度を活用してお得に読書を楽しむことも可能です。
ただし、互換性のなさによって読みたい本が一方の端末では読めなかったり、管理が煩雑になる点には注意が必要となります。
どちらのサービスが自分の読書スタイルに合っているのかを見極めた上で、賢く使い分けることが大切です。
コメント